発表会は「現在地」と「目標」が見つかる場!【2025年度フルート教室発表会レポ】

 2026年2月22日(日)午後、フルートラボ音楽教室の発表会を行いました。教室発表会としては3回目、7年ぶりの開催となりました。ご参加くださった生徒さんとご家族、ピアニストやスタッフ、協力してくれた自分の家族に心から感謝いたします。

 この記事では、

  • 発表会にご参加いただいた方からの声
  • 全体合奏、本番までの道のり
  • 講師の想いと今後
  • ダイジェスト映像

…以上の内容をお届けします!

目次

参加者アンケートから見えた、「発表会の意義」

終演後の集合写真、皆さん良い笑顔です(お見せできず残念…)

 発表会後に参加者の皆様へのアンケートを実施しました。解答率100%!ありがとうございます😭アンケートへのご回答をもとに、皆さんの発表会当日までの気持ちや、発表会後の心境をまとめてみました。

発表会参加を決めるまで・本番までの不安

 グラフから分かるように、発表会への参加をすぐに決めてくださった方が多かったです

 一方で迷われた方の理由としては、

  • 始めたばかりなので
  • 自信がないので
  • 合奏だけの参加ができるかどうか相談したい
  • 知らない人ばかりなので

…といった声がありました。

 今回は東京開催につき東京の生徒さんのご参加が多かったのですが、2年前くらいから本格的にスタートした教室でしたので、初心者の方もいらっしゃいましたし、生徒さん同士の交流もまだあまり無い中での開催。そういったことがあり、このようなご不安があったようです。

 また、発表会のご参加前にどんな不安があったかどうかもお聞きしました。

 やはり多かったのは「音がちゃんと出るかどうか」というご不安でした。私も本番当日はそれが一番不安だったのでとても良く分かります…。そのほか、自分の表現ができるかどうかなど、音楽的目標の達成についてのお声もありました。

生徒さんのご感想と、そこから見えてきた発表会の意義

始めて数ヶ月でステージへ!ピアノで慣れているとはいえ立派でした

 発表会を終えての皆さんのご感想を一部ご紹介します。

大勢の方の前での演奏はとても緊張し不安でしたが、とても良い経験をさせて頂きました。

色々な方々と交流するする機会となり、色々な経験ができた。楽しかった

理想とする演奏はできなかったけれど、ずっと吹いてみたかった曲を吹けたのはよかった。たくさんの方の演奏、先生の演奏を聞くことができてよかったです。

予想通りの緊張はあったけど、無事にやりきれて良かった。 上手な方の演奏も聞けて、もっと自分も上手くなりたいと思った。普段はない人前での緊張感やアンサンブル、合奏の楽しさも体験できて良かったです。

皆様の演奏の選曲がハイレベルなので、驚嘆いたしました。 前回の会場より、大きな会場でしたので、フルートの音量がもっと出せるようにしたいと思いました。

発表会は何か目標を持って練習することで自分の成長も感じられますので、緊張はしますが参加することには意義があると思いました。今後ももしありましたら参加させていただこうと思います。

久しぶりの発表会という場で、予想していたより自分が緊張していたことに気付かされました。 聴衆の前で演奏することの難しさ、自分の気持ちのもっていきかたをコントロールしていけるように日頃の練習を大切にしたいと思いました。
会場の設営や器材などこまなところまで心配りしてくださりありがとうございました。 和やかな雰囲気の中、演者の皆さんも集中力を高めて本番に臨まれていることがひしひしと伝わってきました。

本番は反省点ばかりでしたが、これからの課題が明確になりました。学びと刺激と励みの機会になり感謝しています。

人前で(簡単じゃない曲を)演奏するトラウマを少し払拭できました。曲中心に考え、自分の存在を無くそうと心掛けたのでちょっと自分を無くしすぎて振り返りができていません。もう少し自分に気を配っても良かったかも。温かい会でした。

優しい方が多くて安心しました。 はじめて聴く曲も多くて、勉強になりました。

とてもアットホームな演奏会でした。演奏会が毎年できるといいですね。演奏会後の打ち上げも楽しかったです。皆さんの演奏を聞かせていただき、また頑張ってやっていきたいと思いました。

演奏者と観客の距離が近くアットホームな発表会で、とても良かったです。ピアノの伴奏をしてくださるのが、いつものレッスンのように吉本先生というのも最高です!

 皆様のご感想から改めて見えてきたのは、発表会に参加する事で

という重要な意義があるのだということでした。

 「発表会がある」ことによって、日々のレッスンと、自分のフルートと向き合う時間を、より具体的な方向性を持って過ごすことができるようになります。

 また、日常では味わえない緊張との向き合い方。ある程度慣れも必要ではありますが、普段の練習でその緊張を想定していただくことが必要です。私としても、皆さんに練習通りの力を発揮していただけるように、アプローチの方法をより研究していきたいと思っております。

初の試み、全体合奏も好評でした!

全体合奏、出演者・お客様ともに好評でした

 また今回は初の試みとして、全員による合奏を実施しました。曲はチャイコフスキーのアンダンテカンタービレ。楽譜はカルテット用に私がアレンジしていたものを使用しました。

 茅ヶ崎・国分寺それぞれの教室で3回程度合奏練習を行い、当日に初めて全員で合わせ、発表会の最後に披露!という流れでした。

全体合奏についていただいたご感想

マスクしていますが、複数の生徒さんが指揮を見てくださっている瞬間…
回を重ねるごとにこういった時間が増えてきました

合奏全体について

  • 全体合奏をまたやってみたい。
  • 合奏は良かった。普段できない体験で嬉しい。ソロ演奏よりも合奏のほうが好きなので楽しかった。
  • 今回の全体合奏はとても楽しかったですし、大人数で合わせる難しさも楽しさも経験できて良かったです。
  • 参加してよかったです。編曲がとてもよくて楽しかったです。
  • 全体合奏があって良かったです。
  • 全体合奏は楽しく参加できた。人数が多いので負担感は少なく気軽に演奏できた。
  • 大勢での合奏は初めてで楽しいと思った
  • 事前練習が設定されていたので本番も安心して演奏することができました。人数が多いと、緊張感も和らぎとてもよかったです。
  • 他の生徒さんと話す機会も合奏が多かったので、参加してよかったです。
  • 難しかったですが楽しかったです。
  • 今までは先生と一対一でのレッスンが多かったので、たくさんの人と関わることができた機会になったと思います。 知らない曲に出会うことができたり、合奏で各パートの役割を考えることができたり、勉強になることが多かったです。

練習回数について

  • 合同練習の量もちょうど良いと思った。
  • 3回の練習は大変ありがたい。
  • 事前練習の回数も良かったです。
  • 練習日を合わせるのは大変だと思いますが、もう少し多くても良かったかなと思いました。

より少ない人数での演奏を希望する声も!

  • 小編成も楽しめると思います。
  • 小編成のアンサンブルも少し興味が出てきました。
  • もし可能であればソロに加えてアンサンブル(2〜4人編成)でも参加したいです。
  • 合奏を一回全員も良かったですが、 次回は2つのグループに分けて演奏されると、 一つのグループは一方を鑑賞出来て良いのではと 個人的に思いました、、
  • これはこれでよかったですが、個人的には各パート1人とかの小編成のアンサンブルがわかりやすくて好きです。

アンサンブルのこれまでと今後

ドップラー/アンダンテとロンド、ピアノは三宅 広輝さん

 実は7年前に地元神奈川で開催した発表会では、3〜4人程度のアンサンブルを複数チーム作って演奏するコーナーがありました。全員を集める場所がなかったことでそのような形を取ったのですが、私が身軽でスケジュールも調整しやすかったので可能でした(今思えばどうやってマネジメントしていたんだろう…)。

 しかしながら現在は私がそれほど身軽に動けないため、1曲を全員で仕上げるということにしました。12月から月1回のペースでそれぞれの教室での練習にご参加いただき、練習の様子は動画で撮って共有、必要な方には教室レッスンでもフォローをしていきました。

 全員での合わせは当日の1回だけでしたが、お客様からは「全員合わせが1回だけだったとは思えない」とのお声をいただきました。主演者の皆さんの練習のおかげです。

 一方で、少人数のアンサンブルもやりたい!とのお声もいただいているので、次回以降はそういった取り組みもしてみたいと思っていますが、まずは定期的なアンサンブルの機会をつくっていくことから始めてみたいと思います。生徒さん同士の交流の場ができたことが、今回の全体アンサンブルで一番良かったことでした。

講師の想い、次の発表会に向けて

ピアノ伴奏、フルート演奏、運営に奔走した半年間

 さて7年ぶりの発表会は、最初から最後まで何かしら演奏をし続けているという…なかなか体力と集中力勝負の一日となりました。

 今回プログラムの中で2Fl+Pfという編成の曲があり、私自身の講師演奏のピアノ伴奏も含めてピアニストに少しだけお手伝いいただきましたが、それ以外のピアノ伴奏は全て私自身で演奏をしました。

 ただでさえ緊張する本番なので、「いつもの先生が弾いてくれる」ということで少しでも安心して演奏してほしいという想いで、毎回できるだけ伴奏を弾いてきました。

 一方で、違うピアニストに弾いてもらうことによって、真のアンサンブル力が培われます。私が弾くことで、生徒さんのその機会を失わせてしまっているという面もあります。ピアニストにお願いするとなると、日程調整、場所の確保、予算などなど難しいことも出てくるため、自分が弾けるうちはもう少し頑張るつもりですが、ゆくゆくはピアニストに依頼することを検討していく必要があるとも思っています。

 次の発表会についてはまだ未定ですが、開催を目標に動いていくつもりです。今回は始めて2年くらいの方や、音色の改善に取り組んでいる方、人前で吹くのが初めて・もしくは殆ど経験がない方・とっても久しぶりの方もいらっしゃいました。ひとりひとりが自分のベストを目指して立派に演奏してくださいました。

 前回の発表会を聞いてくださった方からは、前の発表会よりも皆さん音がしっかり出ていて良かった!とのお声もいただきました。しかし私はレッスン時の演奏を知っているだけに、みんなもっと吹けるのに…という悔しさも少しありました。

 普段のレッスンでは、より楽に・快適に演奏できるようにアプローチしています。今後はより再現性を高くするために、技術的不安に囚われずに演奏できるよう、レッスンの内容や声掛けの工夫をしていきたいと考えています。

講師演奏、アンデルセンのコンサート用小品より

 フルートは手段であり、目的ではありません。本当の目的は音楽を表現すること、仲間とその楽しみを分かち合うことだと思います。今回の発表会をきっかけに、数人の生徒さんが自主的に集まってアンサンブルを始めたそうです。こういった交流が生まれたことは、何より嬉しいです。

 私ができることは皆さんの演奏技術向上や音楽的解釈の一助にすぎませんが、これからもフルートを通じて音楽の輪を広げていきたいと思います。

ダイジェスト映像

 ショート動画でダイジェスト映像を公開中!全出演者の演奏、講師演奏、全体合奏の様子をご覧いただけます(動画埋め込みにエラーが出ている場合は「YouTubeで動画を見る」をタップ・クリックしていただくと視聴できます)。

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